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2026-08-10 / お金の計算

ボーナス返済は設定したほうがいいか

毎月の返済額を下げられると聞くと魅力的に見えますが、ボーナス返済は「まとまった額を半年に一度、確実に払える」ことが前提の仕組みです。仕組みと、向き・不向きを整理します。

短い答え

ボーナス返済は毎月の返済額を下げられる代わりに、総返済額はわずかに増えることが多く、 ボーナスが出なかった年のリスクを自分で負う仕組みです。収入に占めるボーナスの割合が大きい人ほど、 設定するかどうかは慎重に考える必要があります。

ボーナス返済の仕組み

住宅ローンの返済額を「毎月分」と「ボーナス月に上乗せする分」に分けて設定する方式です。借入額のうち ボーナス返済に回せる割合には金融機関ごとに上限があり、多くは借入額の40〜50%程度までとしています。 正確な上限や条件は、契約する金融機関の商品説明で必ず確認してください。

メリット

毎月の返済額を下げられるぶん、月々の家計の余裕をつくりやすくなります。 教育費や生活費の変動が大きい時期に、毎月の固定費を抑えたい場合には有効です。

デメリット・リスク

  1. ボーナスは支給が保証されたものではありません。業績連動の賞与や、転職・退職の可能性がある人は、 ボーナス返済分を用意できない年が起こり得ます
  2. ボーナス月は元金と利息のまとまった額が一度に乗ります。ほかの支出(税金・保険料の支払いなど)と 重なると資金繰りが厳しくなることがあります
  3. 借入条件によっては、毎月払いのみに比べて総返済額がわずかに増えるケースがあります。 返済が後ろ倒しになる分だけ利息の計算対象が残るためです

判断の目安

  • ボーナスが業績連動・不確実な仕事の人は、毎月払いのみを基本にしたほうが安全です
  • すでにボーナス返済を設定していて負担に感じる場合は、繰上返済で ボーナス返済分だけ先に減らせないか金融機関に相談する方法もあります
  • 迷ったら、返済予定表(償還表)でボーナス月にいくら乗っているかを 実際の数字で確認してから決めてください

まとめ

ボーナス返済は「毎月の負担を下げる」ための仕組みであって、「お得になる」ための仕組みではありません。 収入の中でボーナスがどれだけ確実かを先に考え、実質年率と合わせて 総返済額で比較することをおすすめします。

カエセル

カエセルは、ボーナス返済ありと毎月払いのみを両方シミュレーションし、総返済額の差を円で出します。グラフではなく金額そのもので比較できます。

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