2026-08-10 / 毎日の記録
休肝日の数え方と、記録すると見えてくること
休肝日を作ろうと決めても、続かない理由のひとつは数え方があいまいなことです。何をもって1日と数えるか、どこから記録するか。実態が見える形にする方法を書きます。
はじめに
適量や休肝日の頻度については、厚生労働省が公表している資料に目安が示されています。 年齢・性別・体質で適切な量は変わるため、この記事では具体的な日数や量を挙げません。 必ず公式の情報でご確認ください。飲酒について不安がある場合は医療機関にご相談ください。
「飲まなかった日」だけでは足りない
休肝日をカレンダーに丸で付けていくと、月に何日休んだかは分かります。しかし飲んだ日に何をどれだけ飲んだかは残りません。
週に2日休んでいても、飲む日にストロング系を3本空けていれば、週の総量は休まず缶ビール1本の人より多くなります。休肝日の数だけを見ていると、この差が見えません。
だから記録するのは、休んだ日の数と、飲んだ日の量の両方です。
量は純アルコール量で数える
「何杯飲んだか」では種類の違う酒を比べられません。度数と量から純アルコール量(グラム)に直すと、同じ物差しで並べられます。
計算式と種類ごとの目安は純アルコール量の計算方法にまとめました。缶チューハイのほうが缶ビールより容量が小さいのに純アルコール量は多い、といったことが数字で出てきます。
記録し始めると起きること
実際に付けてみると、多くの人が同じところで驚きます。
- 思っていたより多い。特に度数の高いものを飲んでいる場合、杯数の感覚と実際の量が大きくずれます
- 飲む日が偏っている。「週末だけ」のつもりが、金曜から日曜まで3日続いていた、など
- 飲む理由がいつも同じ。仕事のストレス、付き合い、寝つきが悪い。記録に理由を一言だけ添えておくと、あとで見えてきます
減らすかどうかを決める前に、まず実際の量を知る。順番としてはこれが先です。
飲んでしまった日をどう扱うか
ここが続くかどうかの分かれ目です。
連続日数だけを表示する記録の付け方だと、1日飲んだ時点で数字がゼロに戻ります。これはそれ自体が中断の理由になります。「もうリセットされたから今週はいいや」と考えるのは自然な反応です。
そうならないようにするには、記録に次の3つを残しておきます。
- 累計 — これまでに何日休んだか。飲んでも減りません
- 最長記録 — いちばん続いた日数。更新できなくても残ります
- 飲んだ日の記録そのもの — 消さずに残す。何が引き金だったかを後で見返せます
連続日数はゼロに戻っても、累計と最長は残ります。ゼロから始め直すのではなく、続きから再開する形にしておくと、1日の失敗が全体の失敗になりません。
金額に換算する
飲まずに済んだ金額を出しておくと、実感が変わります。1本300円のものを週5本やめれば月6,000円、年に7万円強です。
自分の数字で計算する方法は禁酒でお金はいくら浮くのかにまとめました。
体調に変化があるときは
長く多量に飲まれていた方が急に断酒すると、体に不調が出ることがあります。減らそうとして体調に変化がある場合は、自己判断で進めず医療機関にご相談ください。
禁酒ウォッチ
禁酒ウォッチは、最後に飲んだときからの時間を1秒単位で数え、飲まずに済んだ量を純アルコール量に換算します。飲んでしまった日も履歴として残り、累計と最長記録は消えません。仕切り直しても、それまでの実績はそのままです。
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