2026-08-06 / 毎日の記録
禁酒でお金はいくら浮くのか — 自分の数字で計算する
禁酒の効果として「年間◯万円節約」という数字をよく見かけますが、平均値は自分には当てはまりません。自分の飲み方から計算しないと、続ける理由になりません。
計算式
1日の酒代 = 1日に飲む本数 × 1本あたりの価格
これに日数を掛けるだけです。ただし多くの人は本数を少なめに見積もります。実際に1週間、飲んだ本数を記録してから平均を出すと、想像より多いことがほとんどです。
まず1週間、実数を数える
記憶で「だいたい2本くらい」と答える人の実際は、平日2本・金土3〜4本というように波があります。週の合計を7で割ると、思っていた数字とずれます。
やることは単純で、飲んだ本数を1週間メモするだけです。減らそうとせず、普段どおりに飲んで数えてください。ここで正確な出発点を作らないと、あとの計算がすべて甘くなります。
1本あたりの価格を決める
缶ビール350mlで200〜250円、500mlで260〜320円、缶チューハイで140〜200円あたりが目安ですが、実際に自分が買っている値段を使ってください。コンビニで買うか、まとめ買いするかで1本50円以上変わります。
外で飲む場合は単価が跳ね上がります。居酒屋で1杯500〜700円、週1回3杯なら月に6,000〜8,400円。家飲みと外飲みは分けて計算したほうが実態に合います。
見落としやすい付随費用
酒そのものの代金だけを数えると、実際より小さく出ます。次のものも飲酒に紐づいた支出です。
- つまみ・締めの食事 — 飲むと必ず何か食べる、という人は多いはずです
- 飲み会の会費 — 参加そのものが減れば、1回3,000〜5,000円が浮きます
- 帰りのタクシー代 — 終電を逃す回数が減ります
- 翌日を失うこと — 二日酔いで潰れた休日は、金額に換算しにくいものの確実な損失です
酒代だけで月8,000円だと思っていた人が、付随費用を入れると月20,000円を超えることは珍しくありません。
累計で見ると印象が変わる
1日500円は小さく見えます。しかし積み上げるとこうなります。
| 1日あたり | 1ヶ月 | 半年 | 1年 |
|---|---|---|---|
| 300円 | 9,000円 | 54,000円 | 109,500円 |
| 500円 | 15,000円 | 90,000円 | 182,500円 |
| 800円 | 24,000円 | 144,000円 | 292,000円 |
| 1,200円 | 36,000円 | 216,000円 | 438,000円 |
1日1,200円——外飲みが週数回ある人ならこの水準です——なら、1年で40万円を超えます。
数字を「使い道」に変える
浮いた金額を漠然と持っていても実感がわきません。具体的な使い道に置き換えると、続ける理由として機能しやすくなります。
「3ヶ月で新しいコートが買える」「半年で旅行に行ける」というように、自分が本当に欲しいものに換算してください。金額そのものより、そちらのほうが効きます。
減らすだけでも計算する価値がある
完全にやめなくても構いません。週5日飲んでいた人が週2日にすれば、それだけで6割減ります。ゼロか100かで考えないほうが、結果的に長く続きます。
なお、長く多量に飲まれていた方が急に断酒すると、体に不調が出ることがあります。不安がある場合は、金額の計算より先に医療機関にご相談ください。
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