2026-08-10 / 起業・開業
個人事業主と法人、どちらで始めるか
「法人のほうが信用される」と聞いて最初から法人を考える人もいますが、開業の手続き・費用・社会保険の負担は大きく異なります。何を基準に選べばいいかを整理します。
短い答え
最初から法人にする必要は薄いケースが多く、個人事業主として始めて、利益や取引先の事情に応じて 法人化(法人成り)を検討するという順番が現実的です。ただし税額の損益分岐点は所得や家族構成によって 変わるため、この記事では具体的な金額は挙げません。税理士や税務署にご確認ください。
個人事業主と法人のちがい
| 個人事業主 | 法人 | |
|---|---|---|
| 開業の手続き | 開業届の提出のみ | 定款作成・登記が必要 |
| 設立の費用 | かからない | 登記費用などがかかる |
| 赤字の扱い | 青色申告で3年間繰り越せる | より長期に繰り越せる |
| 社会保険 | 国民健康保険・国民年金 | 役員でも社会保険への加入が必要 |
| 廃業・解散 | 届出のみで済む | 解散・清算の手続きが必要 |
税率の構造や消費税の扱いも異なりますが、所得の水準によって有利・不利が変わるため、 表には含めていません。
法人化を考えるタイミングの目安
- 利益の水準が上がり、税負担や社会保険の面で法人のほうが有利になる可能性が出てきたとき
- 取引先が「法人でないと契約しにくい」という条件を出しているとき
- 事業を人に譲る・複数人で経営するなど、個人と切り離した形にしたいとき
迷ったら確認すべき窓口
どちらが有利かは所得の金額・家族構成・事業の種類によって変わるため、この記事では断定しません。 税務署の相談窓口、商工会議所、税理士など、公式の窓口で自分の状況に当てはめて確認することを おすすめします。
まとめ
手続きの軽さで見れば、まず個人事業主として開業届を出すところから 始めるほうが、動き出しは早くなります。屋号の決め方や、 創業融資の準備もあわせてご覧ください。
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