2026-08-20 / 仕事の道具
是正報告書に何を書くか
「指摘のとおり直しました」だけでは、報告書としては足りません。受け取る側が知りたいのは、何がどう問題で、何をどう変えたのかです。指摘と是正を分けて書く理由と、是正前後の写真をどう撮れば比較として成立するかを説明します。
先に結論
是正報告書に最低限必要なのは、指摘内容・是正内容・是正前後の写真・確認日の4点です。このうち最もよく抜けるのは「指摘内容」で、是正した本人にとっては分かりきったことなので省略しがちですが、あとで読む人(元請け・発注者・監督者)は指摘そのものを覚えていません。指摘と是正を同じ文章に混ぜず、別々に書くのが伝わる報告書の基本です。
「指摘」と「是正」を混ぜて書かない
是正報告書でよくある書き方は、「配管の固定金具が緩んでいたため増し締めしました」のように、指摘と対応を1文にまとめてしまうものです。この書き方自体が間違いというわけではありませんが、指摘件数が多い現場では、どの指摘が「何を直したか」の記録なのか、それとも「これから直す予定」なのかが文中に埋もれて分かりにくくなります。指摘内容の欄と是正内容の欄を分けておくと、あとから一覧で確認するときに、対応済みかどうかを1行ずつ機械的に追えます。
是正前・是正後の写真は、同じ条件で撮る
直ったことを示す一番強い証拠は、文章より写真です。ただし撮り方が揃っていないと、比較として成立しません。
- 同じ角度・同じ距離から撮る。是正前と構図が違うと、見る側は「本当に同じ箇所か」を疑います。
- スケールや目印を入れる。寸法が問題だった指摘では、定規やメジャーを一緒に写すと、数値の変化が写真だけで伝わります。
- 是正前の写真の隣に、是正後を並べる。別々のページやファイルに分かれていると、読む側が自分でページをめくって突き合わせる手間が発生します。
確認日を入れる理由
是正報告書は「いつ直したか」も情報のひとつです。指摘を受けてから是正までにかかった日数は、次回以降の対応の速さを判断する材料になります。写真のExif情報に撮影日時が残っていても、報告書の本文や写真のキャプションに日付を明記しておかないと、あとで一覧性のある形で振り返れません。
是正報告書と点検報告書は目的が違う
点検報告書が「現状がどうなっているか」を記録するのに対し、是正報告書は「指摘に対してどう対応したか」を記録するものです。同じ現場の書類でも役割が違うため、点検で見つかった指摘をそのまま是正報告書に転記するのではなく、指摘ごとに「対応した」「対応中」「保留」のどれかを明記すると、受け取る側が全体の進捗を把握しやすくなります。
是正前と是正後を、1件の中に
レポダスは、指摘内容と是正内容を同じ1件の中で分けて記録できるアプリです。完了写真は「是正後」の枠に入れるだけで、報告書では緑のタグ付きで元の指摘写真の隣に並びます。撮影日時は写真の下に焼き込め、あとから見返しても順番が入れ替わりません。
報告書はその場でA4のPDFになり、1件1ページ・2件1ページ・写真なしの一覧表の3レイアウトから選べます。買い切り120円、広告なし、通信なしです。
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