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2026-09-13 / 画像・写真

背景を透過すると画質が落ちる? — 原因の切り分け方

背景を透過にしたあと画質が落ちて見えるとき、原因は透過処理そのものではないことがほとんどです。どこで劣化が起きているかを切り分ける方法をまとめます。

先に結論

透過処理そのものは、画質を落とす処理ではありません。「透過してから画質が落ちた気がする」と感じる場合、原因の多くは透過処理の外側、具体的には①保存や共有の途中で写真がJPEGに再圧縮される、②アプリが書き出し時に勝手に縮小する、③プレビュー表示そのものが粗い、のいずれかです。

「画質が落ちた」と感じる3つの原因

背景を切り抜いたり透過にしたりしたあと、画像が粗く見える場合の原因は、切り抜きの精度とは別のところにあることがほとんどです。

  • 途中でJPEGに変換されている。JPEGは保存するたびに画質が少しずつ劣化する非可逆圧縮です。透過PNGとして作った画像でも、どこかのアプリを経由する間にJPEGへ変換されれば、その時点で劣化と透過の消失が同時に起きます。
  • 書き出し時に縮小されている。アプリによっては、共有や保存の際にプレビュー用の小さいサイズへ自動で縮小することがあります。元の写真が4000px四方あっても、書き出し後は1000px程度になっていることがあります。
  • プレビューの表示が粗いだけ。写真アプリのサムネイルや、チャットアプリの縮小表示は、もともと粗く表示される設計です。実データは劣化していなくても、見た目だけで「粗い」と判断してしまうことがあります。

本当に画質が落ちているかを確認する方法

感覚だけで判断せず、数字で確認すると原因を切り分けられます。

  1. 撮影直後のピクセル数を控えておく。iPhoneの「写真」アプリで対象の写真を開き、下にスワイプすると出る情報欄(またはアルバムでの長押しメニューの「情報」)で、横×縦のピクセル数が確認できます。
  2. 透過・切り抜き後に書き出したファイルのピクセル数を、同じ方法で確認する。撮影直後の数値と一致していれば、少なくとも解像度は落ちていません。
  3. 数値が小さくなっていたら、書き出し設定を見直す。アプリ側に「原寸で書き出す」「圧縮しない」といった設定があれば、それを有効にします。設定がない場合は、そのアプリ自体が縮小する仕様である可能性があります。

縮小や再圧縮を避けるためにできること

  • 渡す相手が対応しているなら、「ファイルに書き出す」「他のアプリへ直接わたす」を使い、写真ライブラリを経由しない。ライブラリを経由するアプリの中には、保存の段階で再エンコードするものがあるためです。
  • SNSや資料作成アプリに貼り付ける前に、貼り付け先の推奨サイズを確認する。必要以上に大きい画像を渡しても、多くのサービス側で自動縮小されるだけなので、大きければ良いというわけでもありません。
  • 保存を繰り返さない。JPEGは開いて保存し直すたびに劣化が進みます。編集が終わったファイルはそれ以上再保存しないようにします。

透けマルでの確認のしかた

透けマルは、読み込んだピクセル数のまま可逆圧縮のPNGで書き出します。縮小も再圧縮もしません。編集画面の下部には「原寸ロック 4032 × 3024 px」のように、常に元のピクセル数を表示しています。書き出し画面の「サイズ」欄がこの数字と一致していれば、原寸のまま保存できています。

透過そのものが本当に効いているかを疑う場合は、透過したのに白く見えるときの原因もあわせてご覧ください。

困ったときは

「書き出し後に画像が小さくなっている」「渡した先でぼやける」— こうした質問への回答をサポートページにまとめています。解決しない場合はyamaguchi@tokyo357.comまでご連絡ください。

透けマル

透けマルは読み込んだピクセル数のまま可逆圧縮のPNGで書き出します。縮小も再圧縮もしません。

iOS 17+ / 買い切り 120円

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