2026-09-18 / 仕事の道具
請求書アプリのデータを、機種変更で失わない方法
請求書アプリの取引先や書類が端末内だけに保存されている場合、機種変更の前にバックアップを書き出しておかないと、新しい端末で読み込むことができません。書き出しておくべきタイミングと、確定申告用のCSVとの違いを整理します。
先に結論
ひとり請求書のデータは端末の中だけに保存されており、サーバーには預かっていません。機種変更の前に、設定からJSONバックアップを書き出しておけば、新しい端末で読み込んで取引先・書類・発行者情報をそのまま戻せます。書き出さずにアプリを削除すると、こちらからも復元できません。
なぜ「端末の中だけ」だと消えるのか
クラウドに自動で預けるタイプのアプリなら、機種変更してアプリを入れ直すだけでデータが戻ります。一方、データを端末の外に一切出さない設計のアプリでは、そのぶん情報が外部に漏れる経路自体がありません。この設計を選んでいる場合、機種変更のときは自分でバックアップを書き出して渡す作業が必要になります。便利さと、データを外に出さないことは、常に引き換えの関係にあります。
いつ書き出せばいいか
機種変更の直前でも間に合いますが、そのタイミングだけに頼ると、端末が急に壊れた・落として画面がつかなくなったといった場合に手遅れになります。次のような節目でこまめに書き出しておくと安全です。
- 請求書を何件かまとめて発行し終えたとき
- 確定申告や記帳のために、月ごと・四半期ごとに区切りをつけたとき
- 機種変更・下取り・端末の初期化を予定しているとき
書き出したJSONファイルは、ファイルアプリやAirDrop、メールなど普段使っている方法で保管して構いません。中身は取引先・書類・発行者情報そのものなので、ほかの請求書と同じように扱いに注意してください。
機種変更・下取りで見落としやすい場面
「もう使わないから」と先にアプリを削除してしまってから機種変更に気づく、下取りに出す前に端末を初期化してしまう、といった順番の入れ替わりが最も起こりやすい失敗です。アプリを削除する前に、必ずバックアップを書き出したかを確認するのが唯一の防ぎ方になります。新しい端末が届いてから旧端末を手放す場合も、旧端末側での書き出しと新端末側での読み込みを済ませてから初期化する順番を守ってください。
JSONバックアップとCSV書き出しは別物
ひとり請求書には確定申告用のCSV書き出しもありますが、これは会計ソフトなどに取り込むための一覧データで、CSVから元のアプリの状態には戻せません。機種変更でアプリの中身をそのまま引き継ぎたいときはJSONバックアップ、確定申告や記帳のために数字だけを他のソフトへ渡したいときはCSV、と用途で使い分けてください。
ひとり請求書
ひとり請求書は、見積書・納品書・請求書・領収書を同じ明細から1タップで作り直せる、端末内完結の帳票アプリです。JSONバックアップで機種変更にも備えられます。
iOS 17+ / 買い切り 120円
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