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2026-08-09 / 毎日の記録

日記が三日で終わる人のための、書かない記録のつくり方

日記を始めては三日でやめる。これを何度も繰り返している人は少なくありません。原因は続ける気持ちではなく、「書く」という作業そのものの重さにあります。

先に結論

書くのをやめて話すと、負荷は大きく下がります。1日ぶんを話すのに必要なのは1〜2分で、これは文章にすると10分以上かかる量です。問題は、話し言葉をそのまま文字にしても読み返せないこと。ここを解けば続きます。

なぜ書けないのか

日記を書こうとすると、無意識にいくつもの判断をしています。

  • 今日の出来事のうち、どれを書くか選ぶ
  • どういう順番で書くか決める
  • 読める文章の形に直す
  • 誤字を直す

これを疲れた夜にやるのは無理があります。三日でやめるのは自然な反応で、意志の弱さではありません。

話すと何が変わるか

話す場合、上の4つのうち「選ぶ」以外はほぼ不要になります。思いついた順に口に出せばよく、文の形も気にしません。所要時間は1〜2分です。

ただし、ここに落とし穴があります。話し言葉をそのまま文字にすると、読み返せません。

話し言葉が読めない理由

音声を文字にすると、こうなります。

えーと今日はあの午前中に打ち合わせがあってでそれが思ったより長引いてあの午後の作業がずれ込んでで結局残業になったんですけどまあでも打ち合わせ自体はよかったというか方向性が決まったので

読めません。改行がなく、フィラー(「えーと」「あの」)が混ざり、どこが要点か分かりません。音声認識の精度の問題ではなく、話し言葉の構造の問題です。

だから「文字起こしの精度が高いアプリ」を探しても解決しません。必要なのは、読める形に整える処理です。

読める形に整えるとは

  • フィラーを取り除く — 「えーと」「あの」「まあ」を落とす
  • 話の切れ目で段落に分ける — 話題が変わったところで改行する
  • 要点を抜き出す — その日の中心を2〜3点にまとめる

これをやると、多少の誤変換が残っていても読み返せるようになります。逆に言えば、誤変換をゼロにする必要はありません

続けるための小さな工夫

  • 時間を決める。寝る前や帰りの電車など、毎日必ずある場面に紐づけます。
  • 完璧を目指さない。「今日は疲れた」の一言でも記録です。空白の日を作らないほうが効きます。
  • 読み返す日を決める。月末に先月ぶんを眺めると、続ける理由が自分の中に生まれます。

プライバシーの話

日記には人に見せない内容が入ります。音声を扱うアプリの中には、録音をサーバーに送って処理するものがあります。どこで処理されるのかは、使う前に確認する価値があります。端末の中だけで完結するものなら、この心配はありません。

話すだけで日記になるアプリ

ハナログは、起動して話すだけで日記になります。文字起こしの精度で勝負するのではなく、読める形に整えることに重点を置きました。フィラーを取り除き、話の切れ目で段落に分け、その日のハイライトを3点抜き出し、気分のタグを付けます。

録音も文字起こしも整形も、すべて端末の中で行います。既定では通信しません。整形後の文章はその場で編集できます。日記の作成は通算3回まで無料、4回目からは120円の買い切りで無制限になります。月額ではありません。

ハナログは現在 App Store 審査中です。公開されしだいこのページからリンクします。