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2026-08-10 / 毎日の記録

文字起こしの精度が出ないときに直すところ

文字起こしがうまくいかないと「アプリの精度が低い」と思いがちですが、実際にずれの多くは録り方に原因があり、直せる範囲も広いです。

先に結論

文字起こしの精度を落とす原因の多くは、マイクとの距離・周囲の環境音・話し方の3つです。アプリ側の設定より、録るときのこの3点を直すほうが効果があります。

まず、どこまでの精度を求めるか

音声日記の文字起こしは、一字一句を完璧に再現することを目的にしていません。誤変換が多少残っていても、フィラーの除去や段落分けといった整形の段階である程度吸収されます。直すべきは、意味が変わってしまうほどの読み違いで、細かい誤字を追いかける必要はありません。

マイクとの距離

iPhoneのマイクは本体の下部にあります。ポケットに入れたまま話す、机の上に置いたまま離れて話す、といった使い方では音が小さく拾われ、認識精度が落ちます。

本体を手に持つか、20〜30cm程度の距離を保つのが目安です。ケースによってはマイク穴をふさぐ形状のものもあるので、録れた音が小さいと感じたらケースの位置も確認してください。

周囲の環境音

風の音、走行中の車内、テレビや音楽がついた部屋。これらは声と同じように拾われ、認識を妨げます。

  • 屋外なら風下を避ける、体で風をさえぎる。マイクに直接風が当たると、声よりも風切り音が大きく拾われます。
  • テレビや音楽は止めるか、離れた部屋で話す。人の声が混ざっている音源は特に誤認識が増えます。
  • 走行中の車内は窓を閉める。距離が近い分、走行音の影響が大きく出ます。

話し方

早口、語尾を飲み込む、小声。この3つは認識精度に直結します。語尾まで言い切ることを意識するだけで、変わることが多いです。

固有名詞(人の名前、店名、地名)は特に誤認識されやすい言葉です。一般的な辞書にない言葉は認識の手がかりが少ないためで、これはアプリの精度というより音声認識という仕組みそのものの限界です。よく出てくる固有名詞は、一度はっきり区切って発音しておくと拾われやすくなります。

なお「えーと」「あの」といったフィラーは、無理に減らそうとしなくて構いません。整形の段階で取り除かれます。

それでも読みにくいとき

  • iPhoneの設定で、使用言語が日本語になっているか確認する
  • 可能なら静かな場所でもう一度録り直す
  • 専門用語・社内用語・略語は、一般的な言い方に言い換えてみる

録り方を直しても改善しない読み違いが特定の単語に集中する場合は、その単語自体が音声認識の辞書にない可能性があります。無理に矯正せず、あとから文字で直す前提で使うのが実用的です。

ハナログ

ハナログは、iPhoneの音声認識で文字にしたあと、フィラーを取り除き、話の切れ目で段落に分けて読める形に整えます。多少の読み違いがあっても、この整形の段階である程度吸収されます。文字起こしと整形はすべて端末内で行い、通信しません。

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