2026-08-06 / 画像・写真
LINEスタンプやフリマ用に、背景を透明にしたPNGを作る
LINEスタンプの申請や、フリマアプリの商品写真づくりでは、背景が透明なPNGが必要になります。作ること自体は難しくありませんが、提出してから「透過されていません」で弾かれるのがこの作業で最もつらいところです。
先に押さえること
透明を保存できる形式はPNGです。JPEG(.jpg)は仕組み上、透明を保存できません。書き出しのときにJPEGになっていると、その時点で背景は白く塗りつぶされます。まずここを確認してください。
作る手順
- 被写体がはっきりした写真を用意する。背景が均一なほど自動の切り抜きが成功します。白い紙や無地の布の前で撮る、被写体と違う色の背景を選ぶ、影を落とさない——これだけで精度が変わります。
- 背景を消す。iPhoneなら写真アプリの「切り抜き」(被写体を長押し)でも抜けますが、細かい調整はできません。輪郭を詰めたい場合は専用のアプリを使います。
- PNGで書き出す。ここが最重要です。形式を選べる場合は必ずPNGを選んでください。
- 透過が残っているか確認する。後述します。
LINEスタンプの場合の注意
LINEスタンプの申請では、画像の仕様が細かく決まっています。背景が透明であることに加えて、サイズや余白の規定があります。最新の条件はLINE Creators Marketの公式ガイドラインで必ず確認してください(規定は変わることがあります)。
審査で弾かれる原因として多いのが、見た目は透明でも実データに背景が残っているケースです。編集アプリの画面上では市松模様(透明を表す表示)に見えていても、書き出しの設定によっては白背景が焼き込まれます。
フリマアプリの商品写真の場合
商品を切り抜いて白背景に置き直すと、統一感が出て見栄えがよくなります。この場合は最終的に白背景でも構いませんが、透過PNGで一度作っておくと、後から背景色を変えられるので便利です。
ただしフリマアプリによっては、投稿時に画像がJPEGに変換されます。これは仕様なので防げません。透過が必要なのは手元での編集段階まで、と考えてください。
「透過したのに白い」ときに確認すること
これが最も多いつまずきです。順番に切り分けられます。
- 拡張子を見る。.jpg なら透明は入っていません。PNGで書き出し直してください。
- 写真アプリで見ているだけではないか。iOSの「写真」アプリは、透明部分を白または黒で塗って表示します。これは表示上の仕様で、ファイルは壊れていません。
- 渡した先のアプリがJPEGに変換していないか。写真ライブラリ経由で受け取るアプリの一部は、内部でJPEG化します。「ファイル」に書き出すか、共有シートから直接わたすほうが透過が保たれます。
この3つで、ほぼすべてのケースが説明できます。詳しい見分け方はこちらの記事にまとめました。
提出前に自分で確かめる方法
アプリを追加せずに確認するなら、書き出したPNGを透明を扱えるアプリに読み込んでみるのが確実です。KeynoteやPagesに貼る、Canvaなどのデザインアプリで開く、といった方法があります。そこで背景が透けていれば、ファイルは正常です。
逆に、そこでも白い四角として表示されるなら、書き出しの段階で透過が失われています。
透過できたかを数値で確認する
透けマルは、書き出したPNGをアプリ自身がもう一度読み込んで、アルファチャンネルの有無・完全に透明なピクセルの割合・実際のファイル形式を数値で表示します。「透過は有効です/透明 80.0%/PNG/アルファあり」と出れば、それは推測ではなく実測です。提出前の確認に使えます。
「厳密チェック」を有効にすると、写真ライブラリに保存したあとの実データを読み戻して同じ検査をします。読み込んだピクセル数のまま可逆PNGで書き出すので、画質も落ちません。買い切り120円、広告も通信もありません。
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