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2026-08-24 / 仕事の道具

iPhoneを機種変更するとき、アプリの中のデータは自動で移るとは限らない

本体を新しいiPhoneに置き換えれば、アプリの中身までそのまま移ると思われがちです。実際には移り方がアプリごとに違い、特に通信を持たず端末内だけにデータを置くアプリは、復元の仕組みをアプリ側が用意していないと空の状態から始まることがあります。仕組みと、機種変更前に確認しておくことを説明します。

先に結論

「クイックスタート」やiCloudバックアップからの機種変更では、アプリのインストール状態や、写真・連絡先などOSが標準で管理するデータはおおむね引き継がれます。しかし、アプリが独自に端末内へ保存しているデータまで同じように戻るかは、そのアプリがiCloudバックアップの対象に含めているか、独自の書き出し・復元機能を持っているか次第です。とくに通信の機能を持たず、データを一切外部に送らない設計のアプリは、機種変更後に中身が空の状態から始まることがあります。

機種変更で何が引き継がれ、何が引き継がれないか

iPhoneの機種変更は、新しい端末を古い端末に近づけて行う「クイックスタート」か、iCloudバックアップから復元する方法が主流です。どちらの方法でも、購入・インストール済みのアプリの一覧、写真アプリ・連絡先・カレンダーなどOSが標準で管理しているデータは、通常そのまま新しい端末に引き継がれます。

一方で、個々のアプリが自分の中に保存しているデータ(作成したファイル、設定、記録した内容など)は、OSが自動的に面倒を見てくれるわけではありません。多くのアプリはiCloudバックアップの対象にデータを含めるよう作られているため、結果的に中身も一緒に戻ってきます。しかし、通信を一切行わずデータを端末内だけに置く設計のアプリは、そもそもiCloudに何も送っていないため、アプリ自身が独自の書き出し・復元の仕組みを用意していない限り、機種変更後は新規インストール直後と同じ、中身が空の状態から始まることになります。

機種変更の前に確認しておくこと

  1. 大事なデータを持つアプリに、書き出し(エクスポート)機能があるか確認する。設定画面や、アプリ内のメニューに「バックアップ」「書き出す」といった項目がないか探します。
  2. 書き出せる場合は、機種変更の前に実際に書き出しておく。ファイルアプリやパソコンなど、そのアプリとは別の場所に保存しておくと、万一のときも復元できます。
  3. 新しい端末で開いて、中身が戻るか確認するまでは、古い端末を初期化しない。復元がうまくいかなかったときに、古い端末が唯一の元データという状況を避けられます。

合言葉つきの1ファイルで、機種変更しても戻せる

カギカケは通信の機能を持たず、金庫の中身は端末内だけに暗号化して保管しています。そのぶん、設定の「バックアップを書き出す」で金庫まるごとを合言葉つきの1ファイルにして、ファイルアプリやAirDrop、パソコンに保存しておくことができます。新しい端末では「バックアップから戻す」を選ぶだけで、そのまま復元できます。合言葉は忘れると開けなくなるため、端末とは別の場所に控えておいてください。

買い切り120円、広告なしです。

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