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2026-08-23 / 仕事の道具

電線管の「呼び径」は外径ではないことがある — G16・C19・E25の実寸

「G16」「C19」「E25」のような呼び方は、管の種類が変わると何の寸法を指しているかが変わります。普段C管やE管しか扱わない人がG管に触れると、呼び径の数字をそのまま外径だと思い込みやすく、貫通穴やボックスのノックアウトが合わない原因になります。

先に結論

薄鋼電線管(C管)とねじなし電線管(E管)は、呼び径の数字がほぼそのまま外径に近い値です(例: C19は外径19.1mm、E25は外径25.4mm)。ところが厚鋼電線管(G管)は、呼び径の数字が内径の目安で、外径はそれよりひと回り大きくなります(例: G16は内径16.4mmに対し外径21.0mm)。同じ「16」でも管の種類が違えば実寸はまったく違います。

G管(厚鋼電線管)は、呼び径=内径の目安

厚鋼電線管は「G+数字」で呼びますが、この数字はおおよその内径を示しています。外径は数字より一回り大きく、次のようになります。

  • G16 — 内径16.4mm / 外径21.0mm
  • G22 — 内径21.9mm / 外径26.5mm
  • G28 — 内径28.3mm / 外径33.3mm
  • G36 — 内径36.9mm / 外径41.9mm

「G16だから外径も16mm前後だろう」と考えて穴を開けると、実際には外径21.0mmの管が通らない、という食い違いが起きます。

C管(薄鋼電線管)・E管(ねじなし電線管)は、呼び径≒外径

一方、薄鋼電線管とねじなし電線管は、呼び径の数字がほぼそのまま外径に近い値です。

  • C19(薄鋼) — 外径19.1mm
  • E25(ねじなし) — 外径25.4mm

数字と実寸のズレがほとんどないため、C管・E管だけを扱っていると「呼び径=外径」という感覚が身につきます。その感覚のままG管に触れると、今度は逆に勘違いが起きやすくなります。

現場で確認する順番

  • 管に刻印された種類を確認する。G・C・Eのどれかで、そもそも数字の基準が変わります。
  • 呼び径の数字を鵜呑みにしない。特にG管は、内径の目安であって外径ではありません。
  • 貫通穴・ノックアウト・サドルの径は、外径を基準に選ぶ。内径ではなく、管が実際に通る太さで決めます。
  • 迷ったらメーカーのカタログか、現物をノギスで測る。呼び径の数字だけで判断しないのが確実です。

ここで挙げた数値はJIS規格に基づく代表的なサイズの一例で、G42以上や特殊な管種は掲載していません。実際に使う管の寸法は、刻印とメーカーカタログで確認してください。

呼び径ではなく、実測した半径で曲げる

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